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典型的症状が現れます |
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特発性顔面神経麻痺(ベル麻痺)では、以下にあげるような典型的な症状が現れます。 |
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片側顔面筋の麻痺 |
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男女差、年齢層に関係なく、突然始まる片側顔面筋の運動麻痺がおもな症状です。
その結果として、額にシワを寄せられなくなる、眼が閉じられない、口角が垂れ下がる、口を尖らせて口笛が吹けなくなる、口角からヨダレが垂れるなどの症状があらわれます。 |
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音が大きく聞こえる |
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麻痺した側の耳が過敏になり、音が大きく響くように感じることがあります。 |
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味覚障害 |
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麻痺した側の舌の前方3分の2に、味覚障害をともなうことがあります。
典型的な症状としては、食べ物を口にしたとき、金属を口に入れたような感じがするなど。 |
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眼が乾燥する |
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眼が閉じにくくなるため、眼を涙で潤すことができなくなります。特に夜間には角膜が乾燥しやすくなります。
その結果、角膜に潰瘍ができることがあります。 |
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予後は良好 |
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比較的、予後は良好です。数ヶ月で自然治癒することもあります。 |
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後遺症が残ることも |
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治癒が完全でない場合には、顔面麻痺が残ることがあります。
また、再生した顔面神経が本来の支配先と異なった筋を支配してしまった場合には、口を閉じると眼が一緒に閉じたり、熱い物や冷たい物を食べた時に涙が出たりする、異常連動運動が起こることがあります。 |