風邪のような感冒症状や、下痢のあと、約10後に両側の足の知覚障害があらわれます。1週間〜3週間後に、急速に四肢の筋力低下が現われます。この範囲は、足から太ももへと上行し、胴体へ及ぶと呼吸筋が麻痺し、脳神経へ達すると発音、嚥下、表情、眼の動きにも障害があらわれます。普通は、2週間目〜4週間目でピークを迎え、進行は停止します。
進行停止後は少しずつ快方へ向かい、運動麻痺は進行の方向とは逆向きで改善を始め、3ヶ月〜6ヶ月でほぼ完治します。しかし、10%〜20%の患者さんには、後遺症が残ってしまいます。
運動障害にくらべて、感覚障害の症状は軽いのが特徴です。 |