|  クヌギやコナラなどの生える森や林に生息するコガネムシの仲間。体長は、30mm〜55mmになります。オスの角は、木の上で他のオスと出会った際に喧嘩をする時に使います。角を相手の腹の下に入れてすくい上げ、投げ飛ばします。角は体の一部分が発達してできたもので、食べ物や育った環境によって大きさが変化します。メスには角はありません。
 幼虫はイモムシ形をしています。堆肥などの中で腐葉土や、腐食の進んだ朽ち木などを食べます。
 幼虫で越冬します。
 成虫はクヌギ、コナラの樹液、腐った果実などを食べます。喧嘩に勝ったオスが良い餌場を確保し、メスと交尾することができます。
 生活型は卵→幼虫→さなぎ→成虫の完全変態を行います。卵は約10日でかえり、1ヶ月ほどで終齢幼虫となります。翌年の春から再び活動を始め、7月ごろに長円形の部屋を作って、その中でさなぎになります。さなぎになってから約20日で成虫になります。
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