熱帯を中心に世界で約50属、600種が分布しています。日本では12属、約50種が分布しています。
シダ植物の仲間で、葉の裏の胞子嚢が並んでいる様子を星に見立てたことから、ウラボシ科と名付けられました。
かつて、ほとんどのシダ植物がウラボシ科に分類されていましたが、現在はシダ類の系統関係が次第に明らかになり、細分化されました。しかし、現在でも分類方法にはさまざまな説があり統一されていません。
多くが着生植物で、根茎は匍匐します。葉はほとんどが単葉で、まれに羽状に裂けるものもあります。
水草として親しまれているミクロソリウムも、ウラボシ科に属します。
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