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経蔵・輪転蔵


経蔵・輪転蔵

●輪蔵
 建物の中心部に八角形の回転式書架を備えています。
 輪蔵の中には一切経(大蔵経)が収められており、輪蔵の腕木を押して一回転させることで一切経をすべて読誦した功徳が得られると言われています。
 江戸時代、八王子の寺院から移築されたものと言われています。
 毎月18日(観音御縁日)、正月三が日、4月8日(灌仏会)、8月10日(四萬六阡日)のみ回すことができます。

●マニ車(摩尼車)
 堂内の壁面には18基のマニ車が設置されています。
 マニ車とは、チベット仏教において用いられる道具です。マントラが刻まれた筒の中には漢文とサンスクリット語の般若心経が多数納められています。
 マニ車を回転させることで、回転させた数だけ納められた経文を唱えるのと同じ功徳があるといわれています。

 堂内には書き終えた写経も多数奉納され、経蔵に長く保管されいます。

・Rinzo
 In the center, you can see an octagonal stack, called "Rinzo".
 If you turn it, you can earn the same merit as from reading all the sutras.
 You can turn it on 18th of each month.
・Mani-Guruma
 Cylindrical Objects are called "Mani-Guruma" and sutras are kept inside.
 If you turn it, you can earn the same merit as from reading all the sutras.
 Please turn it by following direction.

長谷寺|鎌倉市長谷 - 三浦半島観光地図
朱印|長谷寺|鎌倉市長谷 - 三浦半島観光地図

和み地蔵・良縁地蔵|長谷寺|鎌倉市長谷 - 三浦半島観光地図
地蔵堂|長谷寺|鎌倉市長谷 - 三浦半島観光地図
経蔵・輪転蔵|長谷寺|鎌倉市長谷 - 三浦半島観光地図
大黒堂・弁天堂|長谷寺|鎌倉市長谷 - 三浦半島観光地図
弁天窟|長谷寺|鎌倉市長谷 - 三浦半島観光地図

紅葉|長谷寺|鎌倉市長谷 - 三浦半島観光地図
紅葉ライトアップ|長谷寺|鎌倉市長谷 - 三浦半島観光地図

江ノ電長谷駅下車 徒歩4分 地図

経蔵・輪転蔵の写真

経蔵
写真撮影:2016年11月29日
 観光客が吸い込まれるように入っていく建物。
 なんだか気になりますねー、どんな秘密が隠れているんだろう!?

経蔵
写真撮影:2016年11月29日
 こっ、これは!!
 くるくると回すヤツじゃないですかー。
 名前はなんていうんだっけ、、、調べてみたところ輪蔵でした。輪蔵と書いて「りんぞう」って読みます。
 長谷寺には何度も来ていたんですが、輪蔵があることには気が付きませんでした(^_^;)

経蔵
写真撮影:2016年11月29日
 これは回さねばと思ったんですが、私が訪れた日は回してはいけない日でした。
 なせばなる的な考え方から、強引に回せば回らないことはないと思いますが、ご利益があるよりも、むしろ罰が当たりそうな気がするので回しませんでした。
 実物を見られただけでも満足です。日本ではめずらしいですよね、もしかすると神奈川県内では唯一かもしれません。

経蔵
写真撮影:2016年11月29日
 近付いてみてみると、微細な部分に至るまでしっかりと造り込まれているんですよー。
 細かな彫刻も多数施されています。
 立派なものです。

経蔵
写真撮影:2016年11月29日
 扉が開いていたので覗き込んでみたら、たくさんの経が治められていました。
 棚は新しく造られたもののようですが、納められている経典はいつのものなのでしょうか。

経蔵
写真撮影:2016年11月29日
 こっ、これがマニ車ですか!!
 映画で見たことあったので、実物をクルクルしたいなーって思っていたんです。まさか長谷寺で出会えるとは思っていませんでした。
 感動したので一人で永遠とクルクルしてしまった・・・
 周りの人は何をそんなに真剣に願掛けしているんだろうって思っていたかもしれませんが、マニ車をクルクルしたいという私の願望はすでにかなっているので、一心不乱に無心になってクルクルしていました。まさに、悟りの域に達した修行僧の心ですね!
経蔵
写真撮影:2016年11月29日
 経蔵の周りって綺麗になっています。
 背後の崖みたいになっているところには紫陽花が咲き、竹林があり、紅葉が楽しめる場所もあります。
 ギュっといろいろなものが詰まっている感じのエリアになります。

経蔵
写真撮影:2016年11月29日
 なんとなく屋根部分が美しかったので写真を撮ってみました。
 屋根のてっぺんに乗っているタマネギ状のもの、擬宝珠っていいます。「ぎぼし」って読みます。
 タマネギとかスライムと言っても間違いではないと思うのですが、由来は諸説あります。個人的にはハスのツボミの形を模したものではないかなと思っています。

経蔵
写真撮影:2016年11月29日
 経蔵の周囲には美しい竹林もあります。
 長谷寺では見晴台のある場所にテーブルや椅子などが設置され休憩スペースになっていますが、経蔵の周りも景色が美しいので休憩しながらじっくり見ていたい感じです。
 長谷寺ってちょくちょく境内が整備されるので、久し振りに行くと変わっていたりする箇所もあります。見どころも多い寺院だと思います。
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