入りたいけど入れない、通りたいけど通れない、皇居正門。皇居正門をどうしても通りたい人は、閉じられた門扉前前で仁王立ちして右手で激しく門扉を叩き、「たのもぉー、たのもぉー!!」と言いましょう。シャレのわかる警察官でしたら、通してくれるかもしれません。でも、逮捕されるかもしれない・・・
現在は「皇居正門」ですが、本来は「西の丸大手門」です。建造は3代将軍徳川家光の時代と推定されています。
1888年(明治21年)、明治宮殿造営に際して、この門のすぐ前にあった高麗門を撤去し、名称を皇居正門と改めました。
本来は高麗門と櫓門の2つの城門がセットになって、枡形門が造られます。江戸城では高麗門と櫓門が設置された枡形門が、標準的な城門の形式となっています。狭い高麗門に押し入った敵を三方から射すくめるための、城郭の防衛施設です。
このような堅牢な構造の橋なので、私のような庶民が通ろうとすると、残念ながらあっさりと捕まってしまいます。走るの、あんまり速くないし。どこまで入るのがセーフで、どこまで入るとアウトになるのか気になりますね。安全地帯ギリギリでウロチョロとしていれば、ギリギリセーフ?最悪の場合、御濠に飛び込んでしまえば・・・ |
写真撮影:2008年04月06日 |
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