皇居正門(西の丸大手門)の周辺の石垣は、詰み方が少し違うみたいですね。石の形をある程度、整えてから積んでいるように見えます。
でも綺麗に積んである場所もあれば、乱雑に積んである場所もあります。石垣を造る際、最初のうちは綺麗に整えて同じような大きさの石を使っていましたが、工期が長くなりすぎた、石が足りないなどの理由で、途中から石の積み方が乱雑になったような印象を受けます。
皇居に設置された電燈は、ガス燈にする予定でしたが、ドイツ人技術者オーベンの発案によって電燈の照明度と安全性が上申され、電燈が採用されることになり河合浩蔵の設計で東京電燈会社によって建設されました。
正門石橋に設置されていた6基の飾電燈は、昭和61年9月、鋳型を取って同じ形に新しく鋳造されたものと交換されました。取り外されたものは、愛知県犬山市内山にある「明治村」、神奈川県横浜市鶴見区江ヶ崎町の「電気の資料館」に設置展示されています。 |
写真撮影:2008年04月06日 |
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