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横須賀中央大通り


横須賀中央大通り

京急横須賀中央駅下車 徒歩2分
地図

 「浦の苫屋(とまや)に網干しし、磯はいつしか大都会」なんて謳われるように、寒村だった横須賀村は横須賀製鉄所の建設によって飛躍的に発展し、人口も急増し、街並みは広がり、町から市へと発展していきました。
三浦半島観光地図:横須賀製鉄所
 明治41年、『三浦繁昌記』によれば、「尤も(もっとも)繁華なのが若松大滝と、此の大通り小川を経て元町、旭町等が先づ横須賀の目貫である」と書かれてあります。「若松町の本通りから大滝町へ外れる横道が一名見世物横丁で、水兵さん、職工さん、兵隊さんを相手に、賑やかさが一通りでない」とあります。
 劇場、寄席、芸妓屋、待合、料理屋などでとても賑わっていました。現在の三笠通りは、当時の大通りとなっており、大滝町通りと呼ばれていました。

 1923年(大正12年)、関東大震災の復興計画によって旭町四つ角(本町交差点)から平坂下に至る大滝通りは幅12間(約22m)として、カーブしていた道筋もまっすぐに改め、プラタナスの街路樹が植えられました。
三浦半島観光地図:1923年・関東大震災
 カーブしていた部分が、現在の三笠通りとなっています。
三浦半島観光地図:横須賀市大滝町・三笠通り商店街
 沿道の商店、銀行なども競って改築し、街並みはすっかり新しくなり、活況を呈して横須賀銀座と言われるほどに賑わい、横須賀の中心街となりました。
 「震災前の姿を偲ぶ片影もない」と言われるほど、横須賀市街は一新されました。

 昭和5年5月、復興記念に名前を付けたいと町内有志が協議した結果、横須賀にゆかりが深く、歴史的にも有名な東郷平八郎元帥の名前をとって「東郷通り」と名付けられました。
人物事典:東郷平八郎

 寒村から軍都へと発展し、数多くの店が創業しました。
 その中でも老舗と呼ばれる店は、汐入では一国屋旅館、新井閣。若松町の川島紙店、一本酒店。大滝町の永原園本店、酒井金物店、松岡写真館、さいか屋。上町のきくや盛房。米が浜通の料亭小松。本町の栗田薬局。安浦の浜田本店などがあげられます。


横須賀中央大通り

京急横須賀中央駅下車 徒歩2分
横須賀中央大通り
横須賀中央大通り

 アーケードになっているので、建物の形がわかりづらいですが、看板建築のお店が並んでいるエリアです。
 写真の右側の途切れているところはメガネスーパー、眼鏡市場。メガネ屋が2軒並んでいます。
 横浜家系ラーメン武玄屋、以前はケータイショップでした。
 フラワーショップヴェールは、前から花屋だったような気がします。
 銅板の看板建築の店は、タバコ屋と貴金属買い取りの店になっています。タバコ屋は昔からあったと思います。
 その隣の空き地だったところ、レオパレス21とひろしまや肉店があった場所です。
 店舗の移り変わりが激しいです。

写真撮影:2016年06月22日

横須賀中央大通り

京急横須賀中央駅下車 徒歩2分
横須賀中央大通り
横須賀中央大通り

 1933年(昭和8年)1月、横須賀中央大通りの様子です。時代を感じさせる車が特徴的です。まだ車の数も少ないためか、横断歩道もなければ信号すらありません。
 横須賀中央のメインストリート、横須賀中央大通り。街路樹としてケヤキがたくさん植えられていることから、「ケヤキ並木の大通り」とも呼ばれます。
 三浦半島最大の商店街で、横須賀のメインストリートです。横須賀市を代表する開国パレード、みこしパレードなども、ここで開催されます。
 冬になると、街路樹のケヤキはイルミネーションが飾られ、とても綺麗になります。もちろん省エネで、街路樹にも優しいLEDが使用されています。
三浦半島観光地図:横須賀市若松町:横須賀中央駅

写真撮影:1933年01月--日

横須賀中央大通り

京急横須賀中央駅下車 徒歩2分
横須賀中央大通り
横須賀中央大通り

 1955年(昭和30年)、横須賀中央大通りと、横須賀中央駅前ロータリーの様子です。残念ながら、まだ生まれてない・・・
 1933年(昭和8年)の写真と比較すると、町並みがかなり発展してきたのがわかると思います。横須賀中央大通りの奥には、百貨店「さいか屋」らしき建物も見られます。
 ジャズをイメージしたブロンズ像が多数、ベンチに座っています。通行の妨げになっていて邪魔だったりもするんですが、いたずらで壊されてしまうことが多いです。夜になると、酔っ払いがベンチに座ってブロンズ像と談笑している姿も見ることができます。
三浦半島観光地図:横須賀市大滝町・さいか屋

写真撮影:1955年--月--日

横須賀中央大通り

京急横須賀中央駅下車 徒歩2分
横須賀中央大通り
横須賀中央大通り

 1959年(昭和34年)、横須賀中央大通りの古写真。若松大通り、若松町大通り、若松町通りなど、人それぞれ呼び方が違うかもしれないですねー。若松町商店街って呼ぶ人もいると思います。
 「あづきアイス」の看板が、昭和の懐かしさを感じさせますね。今だったら「あずきアイス」になるんですが。甘味処でしょうか。今は不動産屋になってる場所か、バーガーキングの一部かな?
 その隣は、「松屋」です。牛丼の松屋ではありませんよ。現在のバーガーキングの場所になるのかなー。
 「野上屋」の看板も確認できます。創業100年以上の老舗呉服店です。現在でも経営しているお店のひとつで、野上屋ビルとなって1階にメガネスーパーやケンタッキーフライドチキンがあります。
 一番奥には「ツノヰ靴店」の看板が確認できます。ツノイじゃなくて、ツノヰなところが時代を感じさせますね。この靴店も、今でもあるお店です。「角井靴店」の看板がある大津屋です。メガネスーパーと眼鏡市場に挟まれる形で経営している靴屋さんです。
 車道にはオート三輪が走っています!今ではすっかり見なくなりましたねー。って言っても、自分自身、子供の頃に数回程度しか見たことがありません。

写真撮影:1959年--月--日
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