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スナップエンドウ栽培-2008年05月27日-


スナップエンドウ

[和名・種類]

スナップエンドウ

[学名]

Pisum sativum L.

[英名]

Snap pea

[名前の由来]

すなっぷ豌豆。1983年(昭和58年)、農林水産省が名前を決定しました。
別名、スナックエンドウ。

[分布]

地中海東方原産

[科名]

マメ科エンドウ属

[花色]

紅色・白色

[花期]

3月・4月・5月・6月

[特徴・解説]

 食用として栽培される中近東地方原産の一年草〜越年草の野菜。
 茎は高さ約1mになります。先端は巻きひげ状となります。
 冷涼な気候を好み、耐寒性はありますが、連作には適していません。
 さやが柔らかい品種の未熟な果実をサヤエンドウといいます。さやの固い品種の成熟した種子はムキエンドウといい、煮豆、味噌、醤油の原料となります。未熟な緑色の種子はグリンピースの原料となります。豆が大きく成長してもさやが柔らかい種子はスナップエンドウといいます。また、若い茎はは中国野菜の豆菜といいます。茎、葉も緑肥、飼料として利用されます。
 古代オリエント地方や、地中海沿岸地方で、麦作の発展とともに栽培されるようになりました。日本には9世紀〜10世紀に渡来しました。麦類の間に雑草として生えていた雑草でしたが、果実を食用にしたり、根粒菌による土壌改良の効果があり、栽培植物として品種改良が進められました。

[観察・感想]

 うどんこ病になった、スナップエンドウの葉の写真です。
 ベランダ菜園では、うどんこ病は付いて回る病気のひとつですねー。スナップエンドウなど、マメ科のマメを収穫する野菜では、うどんこ病とハモグリバエの被害には、どうしても遭ってしまいます。避けては通れない道だと、ある程度、割り切って考えた方が良いと思います。
 うどんこ病は、葉や幼い枝の表面に、うどん粉を撒き散らしたように見える病気です。子嚢菌類のウドンコカビ科の病原菌が原因です。うどん粉に見えるのは、実は分生胞子で、その飛散によって病気が広がります。
 予防法としては、培養土が乾燥しないように気を付けることと、風通しの良い場所に置くことですが。ベランダ園芸では、風通しの良い場所に置けるかどうか、環境によっては不可能なことがあるし。水遣りの際に植物全体に水をかけてあげると、ある程度は予防することができますが、ベランダ菜園ではベランダや屋根を痛めてしまいます。スプレー式の農薬を使えば駆除できますが、家庭菜園は無農薬で育てたい・・・
 そうした多くの原因があるため、限られたスペースと条件で育てなくてはいけないベランダ家庭菜園では、うどんこ病は諦めるしかないですねー。肥料をあげて元気に育っていれば、うどんこ病にかかっても十分に収穫できるし。メリットとデメリットを考えると、うどんこ病は我慢することにしています。

[写真撮影]

2008年05月27日

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