中国〜日本の暖かい山地に自生する常緑多年草。関東から沖縄にかけての山地、特に西日本に多く自生しています。
オモト栽培の歴史は古く、400年以上前から育てられていると言われる古典園芸植物です。江戸時代には、大名など武士階級で栽培が行われ、数多くの品種が作られました。専用の植木鉢である万年青鉢もあります。
革質の分厚い葉は、濃緑色で光沢があります。斑入り、縞、矮性のものなどがあります。葉の状態、葉姿、柄などの特徴を「芸」といいます。葉芸を楽しむために栽培します。
おもでたい植物とされ、引っ越し祝いにオモトを贈ります。
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