ヤブランの育て方

ヤブランの特徴

　僕の地元では雑木林の中に入ると、良く見かけることのできる植物です。春の終わりごろまで黒い果実をつけているので、花よりも、黒光りする果実のほうが印象にあります。まるでＢＢ弾のような感じです。
　実は恥かことに、このタネを採取して育てて苗にすれば、商売になるんじゃないかなーなんて思って、育ててみたのがきっかけです。もちろんそんな商売はやっていませんが、せっかくですので育ててみることにしました。雑草に近い植物なので、あまり大切に扱ってはいませんが、無事に発芽し、成長しています。
　とりあえずの目標はやはり、花を咲かせることでしょうか。
　園芸店では「リリオペ」と呼ばれたりもします。

ヤブランの育て方

　藪の中の木陰で育つ植物なので、耐陰性もあり、自生種なので耐寒性もあります。置き場所は選びません。常緑の多年草で、冬でも青々と葉を茂らせています。一株を植えるよりも、群生させた方が、見た目が綺麗に見えます。
　上部な植物なので、土、鉢などは何を使っても大丈夫です。
　春先になると新葉が展開し始めます。新葉の展開直前に、古い葉はバッサリと刈り取ってしまいましょう。
　乾燥にはかなり強いのですが、季節を問わず、土の表面が乾いてきたら水をあげましょう。地植えの場合、水遣りは必要ありません。肥料は緩効性肥料が適しています。