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確立されていません |
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根本的な病気の治療法は、まだ確立されていません。
輸血療法、経口抗腫瘍薬の投与、脾臓の摘出、脾臓への放射線照射などが症状に応じて選択されます。条件が整えば、造血幹細胞移植(ぞうけつかんさいぼういしょく)も考慮されます。 |
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経口抗腫瘍薬 |
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白血球や血小板の増加が著しく、脾臓の腫れが目立つ場合、ハイドロキシウレア(ハイドレア)、ブスルファン(マブリン)などの経口抗腫瘍薬が使用されます。 |
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脾臓摘出 |
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脾臓の腫れにともなう腹部症状が高度な場合、もしくは脾臓の腫れによって貧血、白血球および血小板の減少が著しいと判断された場合、脾臓摘出術が考慮されます。
脾臓摘出の他にも、脾臓に放射線を照射したり、脾動脈塞栓術(ひどうみゃくそくせんじゅつ)によって脾臓への血液の流れを遮断する方法も行われることがあります。 |
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輸血療法 |
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貧血が進行した場合、輸血が行われます。 |
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造血幹細胞移植 |
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治療を目的として行われる唯一の方法です。
通常では50歳以下の年齢、白血球の型が一致したドナーがいることなど、条件が整えば選択肢のひとつになります。
しかし現状では、移植にともなう合併症の危険について十分に考慮する必要があり、その適応は慎重に検討されなければいけません。 |