山地の沢沿いにある暗い林の下草や、木の葉に生息するイナゴの仲間。
体長は22mm〜44mmになります。体は濃緑色です。前胸背後縁は鈍角です。中縦隆起線は細く、第3横溝で切断されています。両翅は退化し、前翅は淡褐色で卵形です。第3腹筋背板の後縁に達します。後翅は細くて小さく、淡褐色です。オスの尾毛は末端が扁平で急に幅広くなります。
幼虫は、成虫に似た姿をしています。幼虫は群れで生息することもあります。
越冬形態は、卵です。
食べ物は、キク科のフキ、マメ科のクズなどの葉を食べます。
生活型は、卵→幼虫→成虫の不完全変態(小変態)を行います。枯れ木や朽ち木に産卵します。
翅が小さいため、鳴き声はありません。成虫になっても、飛ぶことがでず、幼虫のように腹部が露出します。近似種が多数あり、最近では別種として分類されています。
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