[和名・種類] |
シマサルスベリ |
[学名] |
Lagerstroemia subcostata |
[英名] |
Chinese crape myrtle |
[名前の由来] |
島百日紅。 |
[分布] |
沖縄、中国大陸、台湾 |
[科名] |
ミソハギ科サルスベリ属 |
[花色] |
白色 |
[花期] |
6月・7月・8月 |
[特徴・解説] |
林内や林縁などに生える落葉高木。
大きなものは高さ20m、直径80cmほどになります。
樹皮は赤褐色でなめらかです。薄片状にはげ落ちて、淡褐色の木肌が現れ、斑紋状になります。本年枝には4稜あり、短毛が生えます。
葉は対生、または互生します。葉身は長さ3cm〜8cm、幅2cm〜4cmの卵状楕円形で、両端とも短くとがります。ふちは全縁です。表面は脈腋に開出する毛があります。葉柄は長さ2mm〜3mmです。
花は枝先の円錐花序に白い花を多数つけます。花序は長さ10cm〜20cm、かたい短毛が密生しています。花は直径1.5cm、花弁は6個でうちわ形、下部は長さ3.5mmほどの糸状、上部は長さ5mm〜6mmの卵形でしわがあります。オシベは多数。
果実は長さ7mm〜10mmの楕円形のさく果です。熟すと6裂します。種子は長さ4mm〜6mmで広い翼があります。
材は橋梁、杭、床柱、器具材などに使用され、葉は染料に利用されます。 |
[レポート] |
シマサルスベリのつぼみの写真です。
花が咲くには、もう少し時間がかかるみたいですねー。シマサルスベリの花は、サルスベリの花ほど目立たないので、遠くからだと花が咲いているのか咲いていないのか、良くわからないんですよねー。近付いてみたら、まだつぼみの状態でした。ほんの数輪、開花している程度でした。
猿も滑ると言われるほどの樹木なので、樹皮はツルツルとしています。人間が木登りするのは、かなり難しいんじゃないかなー。足を引っ掛ける場所がなくて、ツルっと滑っちゃうので。ベア・グリルスやジャッキー・チェンなら、たやすく登ってしまうと思いますが。運動神経と言う物を持ち合わせていない私には、そもそも木に登るということ自体が不可能です。
サルスベリの名前の由来ともなっている樹皮の写真も撮ったんだけど。樹皮の写真はいつでも撮れるけど、つぼみの写真はあまり撮影する機会が少ないので、今回はつぼみの写真を掲載することにしました。そのうち、樹皮の写真も掲載予定です。シマサルスベリの樹皮って、サルスベリほどツルツルしてないんだよね。 |
[写真撮影] |
2008年07月30日 |
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