トクサ綱、トクサ目、トクサ科、トクサ属で15種類しかありません。維管束植物門の一部とする場合もあり、広い意味でのシダ植物に入れることもあります。
世界的に広く分布していますが、北半球の温帯が中心で、オーストラリアには分布していません。湿地に生育するものが多いです。
植物体は、根・茎・葉が分化します。地下に地下茎(匍匐茎)を伸ばし、地上に直立する茎を出します。茎には節があり、節間の茎は中空です。茎が緑色で、ここで光合成を行います。
茎の先端に胞子葉が集まって球果様(ツクシ状)の「胞子穂」を形成し、ここで胞子を作ります。
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