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薬局で買える薬 |
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各種の粘膜保湿剤、人工唾液を使います。
薬局などで入手可能なものでは、バイオテーンマウスウォッシュ、絹水、オーラルウェット、サリベートなどの噴霧タイプ。オーラルバランスのように効果が持続する、ゼリータイプがあります。 |
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内服薬 |
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サラジェンは長期連用で効果が期待できます。
ビタミン剤ではB1、B2、B6、C、E、ニコチン酸アミドを服用します。
漢方薬では白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)、麦門冬湯(ばくもんどうとう)、芝苓湯(しれいとう)などが処方されます。体質との相性があり、効き方には個人差があります。
心因性の場合では、精神安定剤・抗うつ剤が使われますが、副作用として口腔乾燥症が一時的にひどくなることがあります。 |
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噛み合わせの治療など |
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歯科治療で、口腔環境の整備を行い、咬合(こうごう)と咀嚼を回復させれば、間接的に口腔乾燥は改善されます。
また、味覚を刺激し、唾液分泌につながる美味しい食事も重要です。
そのほかにも、唾液分泌促進トローチがあります。
治療期間は中期〜長期間、必要になります。 |