そらいろネット > 身近な植物図鑑 > 04月 > セリ科 > フェンネル
 フェンネル
mixiチェック このエントリーをはてなブックマークに追加

フェンネル

[和名・種類] フェンネル
[学名] Foeniculum vulgare
[英名] Fennel
[名前の由来] ふぇんねる。英語名から。
別名、茴香(ウイキョウ)、小茴香(ショウウイキョウ)。イスラムの香り漂う植物のこと。
[分布] 地中海沿岸原産
[科名] セリ科ウイキョウ属
[花色] 黄色
[花期] 6月7月8月
[特徴・解説]  地中海沿岸地方原産の多年草の帰化植物。
 茎は叢生し、緑色で円柱形になり、上部は分枝して高さは1m〜2mになります。全草に特有の香気があります。
 葉は互生し、3回〜4回羽状に細かく分裂する複葉です。小葉は柔らかく細長い糸状です。根近くの葉には長い葉柄があり、茎につく葉は短くなり、葉柄が鞘状になって茎を抱きます。
 枝先に葉腋から花序を出し、黄色の小花を傘状に多数付けます。花弁は5枚、雄しべは5本、雌しべは1本です。
 果実は7mm〜10mmの長楕円形です。1本の果柄に、2個が平面を合わせて着いています。秋になると茶褐色に熟します。
 古代エジプトや古代ローマでも栽培され、日本では平安時代に中国から渡来しました。現在では世界に広く分布しています。若い葉はハーブや香辛料として、肥大した葉柄基部は野菜として、種子からは精油や漢方薬として使用されています。現在は薬用として栽培され、太田胃酸などの原料に使われるように整腸効果があります。
[レポート]  外来種の植物、フェンネルのつぼみの写真です。和名はウイキョウといいますが、あまり一般的ではないためフェンネルとしておきました。
 野生状態で自生していることもありますが、ほとんどはハーブとして栽培されている植物です。ハーブとして栽培されていたものが逸脱して、一部では野生化しています。野生化して問題になるほど、たくさん生えているわけではありません。私はたまたま、野生化しているフェンネルを見付けることができました。
 人家の庭で栽培されている植物は、写真を撮るわけにはいきませんからねー。家に住んでいる人からすれば、怪しい人が家の中の写真を撮影しているって思うだろうから。いちよこれでも、一般常識を持って写真撮影を楽しんでいます。非常識な写真の撮り方はしていません(^^;)
 フェンネルはハーブとして有名な植物ですね。魚料理の臭い消しに使われたりします。野生化することもあるくらいだから、かなり丈夫な植物なんじゃないかなー。きっと育てやすい植物だと思います。
[写真撮影] 2008年04月29日
[関連ページ]
フェンネル
フェンネル
フェンネル
フェンネル
-
-
メインコンテンツ
 ・家庭の医学
 身近な植物図鑑
 ・身近な昆虫図鑑
 ・身近な野鳥図鑑
 ・身近な貝殻図鑑
 ・身近な生き物図鑑
 ・ベランダ園芸
 ・三浦半島観光地図
 ・大人の塗り絵
 ・ゲーム情報局
 ・日記
 ・コミュニティー
スポンサードリンク


  身近な植物図鑑-4月  
ケキツネノボタン そらいろネット イキシア
Copyright そらいろネット(ちーず。) All right reserved