鼻に起こる症状には、鼻水、鼻詰まり、鼻血、鼻の痛み、嗅覚異常などがあります。特に注意しなくてはいけない症状は、鼻血です。鼻以外の血液や循環器系などの病気でも、鼻血が現れることがあります。
鼻の病気の代表的な症状は、鼻水・鼻汁、鼻詰まりです。専門的には鼻水のことを鼻漏(びろう)と呼び、鼻詰まりのことを鼻閉(びへい)と呼びます。
鼻水、鼻詰まりがある時は、鼻を強くかまないようにしましょう。強くかむと圧力で細菌などが鼻と繋がっている中耳や副鼻腔に押し込まれ、炎症を起こしてしまいます。
鼻の粘膜には毛細血管が密集しているために出血しやすいですが、気を付けたいのはむしろ、鼻以外の病気で起こる鼻血です。
白血病や紫斑病などの血液の病気の症状として現れます。成人の鼻血で最も多い原因は高血圧で、脳梗塞や心筋梗塞などの命に関わる病気が隠れている可能性があります。 |