重症心不全の場合は、病態に応じて、利尿薬、血管拡張薬、強心薬などが使用されます。
ショックに陥った場合は、循環を補助する目的で、大動脈内バルーンパンピング、経皮的心配補助法などを行うことがあります。
副腎皮質ステロイド薬、免疫抑制薬の長期投与の効果は、否定的な意見が多いようです。しかし、好酸球性心筋炎や巨細胞性心筋炎では投与される場合があります。
薬物治療に効果がみられない場合には、心機能が改善するまで、心配補助装置という機械によって心臓から送り出す血液を補助します。
近年では、川崎病の治療に有効な大量のγ-グロブリン投与を行う、免疫グロブリン大量療法が行われる場合もあります。
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