カイワレダイコンの育て方

大根の仲間の芽

　アブラナカの野菜で、カイワレダイコンはダイコンの新芽で、淡いピリっとした辛味と香りは、まさに大根。栄養価が高いと注目されているスプラウト（芽もの野菜）の一種です。
　短期間で収穫でき、作り方もとっても簡単です。水耕栽培、キッチン園芸でも収穫できます。

カイワレダイコンの育て方

　普通の家庭菜園とは、準備するものが少し異なります。カイワレダイコンの種子、コップ・牛乳パック・イチゴのパックなどの深さのある容器、ハイドロカルチャーのような水耕栽培用の用土、アルミホイル、霧吹き、茶こし、ボウルなど。すべて100円ショップで購入可能です。
　種子は畑用では薬剤処理がされている場合が多く健康に良くないので、スプラウト用の種子を使うようにしましょう。カイワレダイコン、キャベツ、ブロッコリーなどの種子が売られています。
　培地にハイドロカルチャーが用意できない場合は、スポンジ、キッチンペーパーなどでも代用可能です。

	１日目
	種子をボウルに入れて良く水洗いして、ゴミなどを取り除きます。洗い忘れると発芽前にカビが生えたり、食べる時にゴミが混ざってしまいます。ボウルに入れたまま一昼夜、水に浸してふやかしておきます。
	２日目
	種子は茶こしを使って水分を切ります。　容器にハイドロカルチャーなどの用土を敷きます。種子は培地が隠れるくらい密に蒔きます。　種子を蒔き終えたら、アルミホイルで光が入らないようにフタをします。ガラスなどの透明な容器を使用する場合、底までアルミホイルで包み込みます。
	３日目
	収穫まで1日2回、霧吹きを使って種子を湿らせます。
	４日目
	発芽します。霧吹きで湿り気を与えてください。
	６日目
	アルミホイルを外して光に当てます。
	８日目～１１日目
	葉が緑色になってきたら収穫できます。必要な分を切り取って収穫してください。