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直腸・肛門の病気

	直腸・肛門に起こる異常 良性のものから悪性のものまでさまざまです もっとも多いのが肛門部に生じる痔です どのような症状でも、一度は専門医に診てもらいましょう 　直腸・肛門に起きる異常 　もっとも代表的な病気は、いわゆる痔です。 　 正常な便は、黄色〜褐色がかった色調で、粘液や血液などが付着しないない半ねり状の塊です。心身の何らかの異常によって腸に障害が起きると便は様相を変え、泥のような便、水のような下痢便になったり、硬くて十分に量が出ない便秘になったりします。 　色や形も異常を知らせるサインです。赤、黒、白などの色の便が出てきたら要注意です。専門医の診察を受けるようにしましょう。 　下痢では排便の回数が増えますが、たとえ1日1回でも、その便が泥や水のようなら下痢と判断します。下痢は腸の運動が正常より高まったり、腸内で十分に水分が吸収されなかったり、水分や分泌液が多すぎると起こります。 　急性下痢と慢性下痢に分類でき、成人なら3週間以上続けば慢性下痢と呼びます。また、感染性下痢と非感染性下痢にも分類できます。 　便秘には明確な定義はありませんが、健康な人なら1日1回程度の排便があります。2日〜3日に1回でも、習慣となり腹痛などの症状がなければ便秘とは言いません。1日1回排便があっても、量が少なかったり、残便感があれば便秘と言えます。一般的には3日〜4日以上排便がなければ、便秘と言います。 　多くの人は朝食後に排便します。食事を摂ることで腸の蠕動運動が活発になり、便を押し進めるためです。 　便の色や形の変化は、病気のサインです。便の性状がおかしいと思ったら、専門医を受診してください。 　しかし、トマト、スイカ、赤唐辛子を食べると、小片がそのまま便に混じることもあります。肉や魚を食べれば、含まれている血液が便に混じって黒くなることもあります。抗生物質の服用により、緑色になることもあります。 　直腸・肛門の病気、症状・原因・治療法解説 01 内痔核・いぼ痔 02 脱肛・肛門粘膜脱 03 血栓性外痔核 04 裂肛 05 痔ろう・肛門周囲膿瘍 06 壊疽性筋膜炎 07 肛門痛 08 肛囲皮膚炎 　直腸・肛門に起きる代表的な病気 便の性状がおかしい 赤い便が出る、血便 ┳ 大腸ガン       ┣ 直腸ガン       ┣ 大腸ポリープ       ┣ 直腸ポリープ       ┣ 潰瘍性大腸炎       ┣ クローン病       ┣ 虚血性大腸炎       ┣ 急性上腸間膜動脈閉塞症       ┣ ポイツイェーガース症候群       ┣ 大腸憩室炎       ┣ 内痔核       ┗ 嵌頓痔核 粘血便が出る ┳ 赤痢菌など細菌による感染症       ┣ アメーバ赤痢       ┣ サルモネラなどによる細菌性食中毒       ┗ 潰瘍性大腸炎 黒い便が出る、タール便 ┳ 食道静脈瘤       ┣ マロリーワイス症候群       ┣ 急性胃粘膜病変       ┣ 胃・十二指腸潰瘍       ┗ 胃ガン 白っぽい便が出る ┳ A型急性肝炎       ┣ B型急性肝炎       ┣ 胆石症       ┣ 胆管ガン       ┣ 先天性胆管拡張症       ┗ 膵ガン 便の形が細い ┳ 大腸ガン       ┣ 直腸ガン       ┗ 肛門狭窄 便がウサギの糞状でコロコロしている ━ 過敏性腸症候群 便が灰白色で米のとぎ汁のよう ┳ ロタウイルス下痢症       ┗ コレラ 便に脂肪が混じり水に浮く ┳ 呼吸不良症候群       ┣ 慢性膵炎       ┗ ジアルジア症 便秘が続く 腹痛あり ┳ 便秘や下痢が数ヶ月以上続く、排便すると落ち着く ━ 過敏性腸症候群   ┣ 周期的に起こる強い腹痛、腹部膨満・膨隆、吐き気、嘔吐 ━ 腸閉塞   ┣ 下痢、便秘、腹痛、発熱、血便 ━ 大腸憩室症   ┣ 血便、便が細くなる、残便感 ┳ 大腸ガン   ┃   ┗ 直腸ガン   ┣ 頑固な便秘、腹部膨満、嘔吐 ━ 巨大結腸症   ┣ 腹部膨満感、下腹部痛、不正性器出血、頻尿 ━ 卵巣腫瘍   ┣ 下腹部痛、発熱、吐き気、嘔吐、下痢 ━ 骨盤腹膜炎   ┗ レイノー現象、皮膚が硬くなる、嚥下障害、咳、息切れ、関節痛 ━ 全身性強皮症 腹痛なし ┳ 肩凝り、上肢の痛み・脱力感、手指の感覚異常、歩行障害 ━ 頸椎症   ┣ 背部痛、手足の痛み・感覚鈍麻、歩行障害 ━ 脊髄の腫瘍   ┣ 汗を掻かない、寒がり、皮膚の乾燥、脱毛、顔のむくみ、かすれ声 ━ 甲状腺機能低下症   ┣ 高血圧、頭痛、発汗過多、動悸、痩せ、胸痛、視力障害 ━ 褐色細胞腫   ┣ 排便に伴う肛門の痛み、出血 ━ 裂肛   ┣ 倦怠感、めまい、動悸、頭痛、息切れ、肩凝り、下痢 ━ 本能性低血圧症   ┗ 脱力感、筋力低下、吐き気、嘔吐、多尿、多飲 ━ 低カリウム血症 常習便秘 ━ 食事量・食物繊維の摂取不足、運動不足、排便の意識的抑制、旅行などによる排便習慣の変化、環境の変化、ストレス等 　直腸・肛門の病気に役立つコラム 01 痔に優しい食生活	メインコンテンツ 　家庭の医学 　・身近な植物図鑑 　・身近な昆虫図鑑 　・身近な野鳥図鑑 　・身近な貝殻図鑑 　・身近な生き物図鑑 　・ベランダ園芸 　・三浦半島観光地図 　・大人の塗り絵 　・ゲーム情報局 　・日記 　・コミュニティー スポンサードリンク
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